半減期
半分の個数になるまでの時間
放射壊変で学習したように,不安定な原子核は自然に崩壊していきます。
このとき,もとの原子核の数が半分になるまでの時間 $T$ は周囲の環境に依存せず,原子核の種類のみで決まります。
この時間 $T$ のことを 半減期 と呼びます。
もともと $N_0$ 個あった原子核の数が半分の $\Bun12$ 個になるまでの時間が $T$ です。
そしてさらにその半分の $\Bun14$ 個になるまでの時間も $T$ です。この特徴をよく理解してください…!
残っている原子核の個数
ちょっと数学的だけど
さてでは,時間 $t$ だけ経過した時点で崩壊せずに残っている原子核の数 $N$ はどのように表せるでしょうか…?
$t=T$ で $N=\mskip 4mu\bun12N_0$,$t=2T$ で $N=\mskip 4mu\bun14N_0$ となればよいので,
$$N=N_0\left(\bun12\right)^{\bun{t}{T}\mskip 5mu}$$
であれば ok ですね!
この式を厳密に求めるためには大学数学の知識が必要となりますが,「この形であれば確かに $t=T$ で $N=\mskip 4mu\bun12N_0$,$t=2T$ で $N=\mskip 4mu\bun14N_0$ となるよね!」ということはしっかりと理解しておきましょう!
半減期
原子核が崩壊して半分の量になるのにかかる時間を半減期と呼ぶ。
もともと半減期が $T$ の原子核が $N_0$ 個あるとき,時間 $t$ だけ経過したときに崩壊せずに残っている原子核の数 $N$ は,
$$N=N_0\left(\bun12\right)^{\bun{t}{T}\mskip 5mu}$$
と表される。